あれこれ日記

趣味の話や哲学のこと

田澤健一郎著・岡田桂監修『わたしたち、体育会系LGBTQです』

https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-7976-7449-1

スポーツとともに生きてきた9人の性的マイノリティの人々へのインタビュー本。ゲイのかたが多いですね。

スポーツというと、オリンピック開催中の現在に限らず、やたらとトップレベルの話が出がちですが、実際はスポーツとひとの関わりってもっといろいろバリエーションがありますよね。部活でやってすっぱり終わりというひともいるし、子どもへの指導にがんばるひともいるし、アマチュアでやっていて楽しいというひともいる。もちろんプロを目指すひとも。

この本に出てくるひとたちは、スポーツへの関わりかたもさまざまで、スポーツとともにある自分の生きかたとセクシュアリティジェンダーに関する話とが絡み合っていて、「一部のトップアスリートを除くと、スポーツについて語るってこういうものについて語ることだよね」と思いました。

それにしても、最後に出てくる女子プロレスラーのかたの話が面白かった。トランスのひとなんですけど、プロレスがもともと性別無差別の試合などを組むことがある文化だとか、ぜんぜん知らなかった。私自身は中学くらいからほぼスポーツを拒否し続けていまに至り、プロスポーツもシスジェンダーのひとばかりで見てて楽しくないから興味を持てず、スポーツに関わりが本当にないもので……。

もっとオープンな性的マイノリティのスポーツ選手の活躍の話が聞きたいですね。