小説TRIPPER2024年冬号で村野真朱さんと対談しています。村野さんは、クラフトビール漫画『琥珀の夢で酔いましょう』で原作を担当したり、MiNoRi+(ミノリト)で小説「虎態」を寄稿したりされている作家さん。いずれもさまざまなマイノリティにあたる人々が生き生きと描かれた作品で、私もその雰囲気に強く惹かれて読んでいまして、今回は村野さんに「対談したいです」とお願いしたところ、快く引き受けていただきました。マイノリティをフィクションに登場させる理由、その意義などについていろいろと伺うとともに、私自身が村野さんの作品を読んで感じていることなどを語ったりしています。
ところで、私はいまクラフトビールにおおはまりで、神戸の実家に帰省しているいま(2024/12/31)も、前日に三宮でほくほくとopen airさんのビールや阪急百貨店で売っていた京都醸造さんのビールを買って帰って飲んだりしています。麗人酒造さんの七味唐辛子ビールもきのう飲んだのですが、これは注意書き(6時間以上冷やすこと)をちゃんと読んでいなかったせいで盛大に吹きこぼれて、えらいことになりました。味は美味しかったです。吹きこぼれもちゃんと注意書きがあったのだから、100%私が悪い。爽やかな味わいのあとで、ほんのり七味の美味しい辛味が口に残りました。
いまや、どこかに旅行に行くときにもとりあえず醸造所やビールイベントについて調べるありさま。学会のときなどは思うようにお店に行く時間がないことも多いけど、旅行の楽しみがひとつ増えました。
あちこちで話していることですが、以前はバーが好きだったのですが、トランジションしてから知らない男性に頼んでいないアドバイスをされたりだとか、夜遅くなると変な声かけをされたりとか(私の「値段」を聞いてくるとか)が増えてなかなか飲みに行きにくくなっています。でもビール醸造所のタップルームなどは明るく広々としていて安心しやすい雰囲気だったり、お昼営業が中心だったりのところが多くて、美味しいし行きやすいし嬉しいですね。